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月別アーカイブ: 2025年6月

伊良部高校の斫り工事が地域と未来に与える意味

皆さんこんにちは!

 

沖縄県宮古島市を拠点に解体工事やごみ収集事業などを行っている

株式会社道進、更新担当の富山です。

 

 

 

伊良部高校の斫り工事が地域と未来に与える意味

~“削る”ことで生まれる、技術・教育・信頼の循環~

前回は、伊良部高校での斫り工事の環境・技術についてご紹介しました。


今回はその続きとして、**地域貢献や若年層への技術継承といった「未来につながる側面」**に注目してお届けします。


✅ 地元での工事=地域とつながる瞬間

斫り工事は、表面上は“解体”の一種かもしれませんが、**地域にとっては「未来への下地づくり」**です。

  • 高校という公共施設を、地域の誇りとして守る

  • 教育機関で働く先生・生徒・保護者への安心の提供

  • 作業現場を見た島の子どもたちが「こういう仕事もあるんだ」と気づく場

施工動画の中でも、黙々と作業する職人の背中が印象的でした。あの姿が、“技術者としての誇り”を雄弁に物語っているのです。


✅ 未来の職人を育てる“教材としての工事現場”

 

今回の斫り工事が、学校関係者や生徒にとって「学びの場」になったことは大きな意味を持ちます。

たとえば:

  • 工事の前後で、校内の変化を“体感”できる

  • 「コンクリートの中ってこうなっているんだ」と発見がある

  • 職業教育(キャリア教育)として、現場を使った授業ができる

本来なら見ることのない“構造の裏側”に触れることは、将来の進路選択や地域への関心にもつながります。


✅ 工事を通じてつながる「信頼」と「未来設計」

 

このような施工が地域で丁寧に行われることで、以下のような持続的な信頼の連鎖が生まれます。

  • 地元企業が真面目に工事 → 地元住民が安心感 → 若者が憧れや誇りを持つ

  • 学校環境が快適になる → 生徒の学習意欲が上がる → 地域の将来性が高まる

斫りという地味な仕事の先には、こうした教育・建設・地域の未来がつながっているのです。


▶ まとめ:削ることで“築かれる”ものがある

 

伊良部高校の工事は、「削る」作業を通じて――
✔ 現場の美しさ
✔ 地域への誠意
✔ 技術への敬意
を同時に実現した、持続可能な公共工事のモデルケースでした。

島の高校で行われたひとつの斫り作業。
でもその刃の先には、“人と未来をつなぐ力”が確かに込められていたのです。

 

 

 

次回もお楽しみに!

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伊良部高校における斫り工事の現場

皆さんこんにちは!

 

沖縄県宮古島市を拠点に解体工事やごみ収集事業などを行っている

株式会社道進、更新担当の富山です。

 

 

 

梅雨の候、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

雨音に季節の移ろいを感じる今日この頃です。

 

今月からブログ更新を頑張っていきます!

伊良部高校における斫り工事の現場から

~環境に配慮した高精度作業の舞台裏~

沖縄・宮古島市に位置する伊良部高校では、校舎の一部において老朽化対策と改修を目的とした斫り(はつり)工事が行われました。

斫り工事は、コンクリート構造物の一部を削り取る、きわめて繊細な専門作業。
「壊すための作業」ではなく、「必要な部分だけを丁寧に除去し、未来に残すための仕事」です。

今回の現場では、動画にも記録されたように、熟練作業員が静かな連携のもと、リズミカルかつ慎重に斫り作業を進行している様子が見られました。


✅ 工事の背景と目的

 

伊良部高校の一部施設において、以下の課題がありました:

  • 躯体コンクリートの表面剥離

  • ひび割れ部の下地調整が必要

  • 学校改修に向けた斫り後の仕上げ精度の確保

これに対し、表層のみを選択的に削る斫り技術が採用されました。


✅ 作業環境への配慮:学校だからこそ慎重に

斫り工事は粉じん・騒音が発生しやすい工程ですが、教育現場ではこれが致命的な影響を及ぼすため、徹底した環境対策が講じられました。

  • 作業時間は授業の合間や放課後に調整

  • 養生シート・防音パネルで作業区画を封鎖

  • 粉じん発生を最小限に抑えるための水を用いた湿式斫り

  • 作業員全員が防塵マスク・ヘルメット・アイプロテクター着用

動画では、作業者が狭いスペースで慎重にブレーカーを扱う姿が印象的で、丁寧に段取りされた現場管理の様子が伺えました。


✅ 精密さが求められる手仕事

この現場での斫り作業は、「削りすぎ」も「削らなさすぎ」も許されない、ミリ単位での精度が要求される作業でした。

  • 躯体を傷つけず、表面のみ除去

  • 鉄筋や配管の寸前までギリギリの施工

  • 斫り後のモルタル仕上げがしやすいよう、均一なテクスチャを残す

“削る”という行為を通じて、“残す”ための価値を最大化するのが、斫り職人の真骨頂です。


✅ 廃材処理とクリーン施工

 

工事後の清掃や廃材回収も徹底され、解体で出たコンクリート片や粉じんは全量持ち帰り・適正処理されました。

  • 濡れがら対策で袋詰め搬出

  • 作業場所の高圧洗浄

  • 使用機材もその場で清掃し、校内に影響を残さない配慮

学校という「教育の場」を、工事のあとも清潔に保つことが、地域との信頼関係を維持する上で極めて重要です。


▶ まとめ:斫り工事は“削る技術”で学校を守る仕事

 

伊良部高校での斫り工事は、ただの撤去作業ではなく、

  • 静かな職人芸

  • 教育施設への最大限の配慮

  • 美しく整えられた現場管理

という3拍子がそろった、手本のような施工事例でした。

次回は、この斫り工事がどのように“地域とのつながり”や“技術継承”につながっているのか、未来的視点で掘り下げてまいります。

次回もお楽しみに!

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